歯石について 西山 沙里
こんにちは。アップル歯科クリニックの西山です。
春になり暖かい日が続いておりますが、まだまだ寒暖差が激しいので体調管理にお気をつけください。

今回は、歯石についてお話をしたいと思います。
歯石には2種類あり、1つは、歯の表面についている縁上歯石、もう1つは、歯肉の中に隠れている縁下歯石です。縁下歯石は黒い色をしていて、縁上歯石よりも硬く、自分自身で確認することができないので、レントゲン写真や歯周検査での確認になります。
歯茎の中に歯石が付着していると、歯周病が進行してしまうリスクが高くなるため除去していきます。

治療の流れは主に、
1. プローブを使用して、「歯周ポケット」の深さを検査します。
(深さは3mm以下であれば正常となります)
2. 歯に付着している歯石を超音波スケーラーやキュレットで除去します。
3. 歯茎の中のお掃除をします。
この治療を数回繰り返していきます。

歯周ポケット深くにある歯石をとる治療になるため、必要に応じて麻酔を行います。
麻酔が効きにくい方や、体調が悪くなる方は遠慮なくご相談ください。
毎日のブラッシングの時、歯肉との境目にも気を配って磨いてみてください。
また、歯間ブラシやフロスを使用し、歯周病予防をしていきましょう。

当院では、定期的な検診をお勧めしています。お口の環境を整え、美味しい食事を楽しみましょう!